椎間板ヘルニアの症状と治療法

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椎間板ヘルニアの症状と治療法

椎間板ヘルニアという言葉も聞かれたことが
あると思います。

具体的にはどのような症状なのか調べてみました。

ヘルニア（hernia）とは、体内の臓器などが、
本来あるべき部位から脱出した状態を指します。
体腔内の裂隙に迷入したものを内ヘルニア、
体腔外に逸脱したものを外ヘルニアと呼びますが、
腹部の内臓に多くみられ、例えば腹壁ヘルニアは、
腹壁に生じた裂け目から腹部の内臓が腹膜に包まれた
まま腹腔外に脱出するものです。

一般的に多いヘルニアは、鼠径ヘルニア（脱腸）、
臍ヘルニア（でべそ）、椎間板ヘルニアなどです。


椎間板ヘルニア（ついかんばん）は、文字通り、
ヘルニアの一種で、椎間板の一部が正常の
椎間腔を超えて突出した状態にあるものです。


椎体と椎体の間には人体最大の無血管領域と呼ばれる
椎間板が存在していますが、椎間板は中央に
ゼラチン状の髄核、周囲にはコラーゲンを豊富に含む
線維輪から構成されています。
この髄核や線維輪の一部などが突出した状態が
椎間板ヘルニアです。


腰椎椎間板ヘルニアの症状は、片側の下肢痛が多くなりますが、
巨大なヘルニアの場合、両側で症状が出現することもあります。
下肢痛は、椎間板ヘルニアによる神経根圧迫により生じます。
疼痛、しびれなどの自覚症状に加え、障害された神経の
支配領域に感覚障害を呈したり、運動神経の麻痺による
筋力低下を来たすことがあります。


椎間板ヘルニアの治療は、原則的には保存療法であり、
これには、鎮痛剤、牽引や温熱療法などが含まれます。
さらに、神経ブロック療法が適応となることがあります。


保存療法で奏効しない場合、手術が考慮されますが、
さらに、筋力低下、激しい痛みを伴う場合などに
手術が考慮されます。

参考：ウィキペディア

2008/10/02 (Thu) 椎間板ヘルニア Trackback() Comment(0)